NMB48安部若菜が卒コン「王道なアイドルではなかったかもしれないけど安部若菜らしく」

卒業コンサート「そして最後のページには」を開催したNMB48安部若菜(C)NMB48

NMB48安部若菜(25)が18日、大阪市のZEPP Osaka Baysideで卒業コンサート「そして最後のページには」を開催した。アンコール4曲を含む全29曲のパフォーマンスで完全燃焼した。

「皆さんもご一緒に」で幕を開けると、汗っかきを公言する安部らしく最初のMCを迎える頃にはすでに汗だく。「最後の1ページまで盛り上がっていけますか?」とファンに呼びかけた。

この日は25歳の誕生日。メンバーからサプライズでバースデーケーキがプレゼントされた。

ゲストにはOGの川上千尋、上西怜、山本望叶が駆けつけ、泉綾乃が加わって、安部の小説「アイドル失格」から生まれたアイドルグループ「テトラ」が集結。安部は初めて一緒に「青春テトラポット」を歌い、「8年間お疲れ様。出会えて良かった。いつもありがとう」などと祝福された。

アイドルとしてあこがれていた市川美織もゲスト出演。市川が安部の加入と入れ替わるように卒業しており、初めての共演となった。ともにレモンのかぶり物をかぶって、「フレッシュレモンになりたいね~ん」とレモン汁ブッシャー。市川から「卒業おめレモン」と祝われ、「初めて一緒に歌うことができて、夢がかないました」と喜んだ。

アンコールでは、自身の名前にちなみ、若菜色のドレス姿で登場し「皆さん、いかがですか」と確認。「ドレスを作っていただくのも皆さんにお見せするのも夢のひとつだったので、こうしてお見せできてうれしい」と笑顔を見せた。

がむしゃらに活動する中で、「段々自分の立ち位置が見えてきた」といい、「落語だったり、気付いたら小説を書かせてもらったり、NMB48だからこそできた体験だった。恵まれた環境と何をやっても温かく見守ってくれた皆さんには感謝しています」。

センターに立つタイプではなく、市川のように卒業コンサートを行うことも難しいと考えたことも何度もあった。

それでも、初めての握手会でファンから言われた「いつかみおりんみたいに卒コンできる人になろうね。その時まで応援するからね」と言葉をかけてもらったことを胸に「この8年半を振り返ったら、本当に輝いて青春だったなと思います」とアイドル生活に胸を張った。

「王道なアイドルではなかったかもしれないけど、安部若菜らしく歩かせてもらったのはNMB48ならではと思いますし、大好きです」と感謝しながら、「小説をもっと書いてみたいという夢を追いかけてみることにしました」と次なる夢に向き合った。

同期の塩月希依音、泉からねぎらわれ、塩月から花束を受け取ったあと、「NMB48で過ごした8年半はずっと私の宝物です。たくさんの愛を本当にありがとうございました」とあいさつし、笑顔で締めくくった。

安部は18年1月にドラフト3期生として加入。20年1月、正規昇格し、「恋なんかNo thank you!」で初選抜。22年11月、「アイドル失格」で小説家デビューを果たした。関大卒で落語、読書、料理、投資など多才なだけに、さまざまな分野での活躍が期待される。

8月4日の「天使のユートピア」が卒業公演となり、約8年半のアイドル生活に別れを告げる。