AKB48、歌唱力テーマの新公演開幕 新井彩永は歌唱中に涙…「皆さんを涙させられるように」

笑顔で写真に納まるAKB48。左から久保姫菜乃、山口結愛、山﨑空、山内瑞葵、倉野尾成美、新井彩永、坂川陽香、髙橋彩音(撮影・小島史椰)

AKB48が7日、東京・秋葉原の専用劇場で、新公演「夢のポップスター」公演ゲネプロを行った。

開始から「憧れのポップスター」「必殺テレポート」など勢いのある楽曲を続け、終盤には「あなたがいてくれたから」「To be continued」など歌声を真っすぐに届ける曲も披露。伸びやかな歌声と洗練されたダンスで全16曲をパフォーマンスした。

同公演は「歌って踊る」というアイドルの基本をもう一度見つめ直し、歌唱力に重点を置いた新たな挑戦となる。全メンバーを対象に歌唱力審査を行い、選ばれた新井彩永(20)、久保姫菜乃(20)、倉野尾成美(25)、坂川陽香(19)、髙橋彩音(28)、山内瑞葵(24)、山口結愛(17)、山﨑空(22)の8人が初日の公演に出演した。今後も一定の基準をクリアしたメンバーが順次出演予定で、グループのパフォーマンス力底上げを図る。

身体を大きく使ったダンスの動きがひときわ目立つ山内はMCで「神公演、伝説の公演に出来るように」と歴史に名を刻む予告もしてみせた。

終演後、8人は報道陣の取材に応じた。グループの総監督である倉野尾は「歌唱力だけじゃなくてパフォーマンスで届ける最高のポップスターを目指す」と宣言。「この公演とともにAKB48も成長できるように。いろんな楽曲があるので、初日から飛躍して、初日が最低ランクになるようにどんどん磨いていけたら」とさらなる成長を誓った。

気になる初日の自己採点は8人で相談し「1830点!」。AKB48劇場から東京ドームまでの直線距離にかけた点数を定め、倉野尾は「これが最低ランクになるように。何万点と目指してレベルアップしていきたいです」と笑顔で意気込んだ。

坂川は「もっと成長していける公演になると思っています。歴史ある劇場公演の中に刻まれるということで、緊張も楽しみながらファンの方と一緒に育てていきたいです」と展望を語った。歌唱へのこだわりを聞かれると「同じ力、同じ声量で歌っちゃう癖があるので、曲や歌詞に合わせて歌い方を強くしたり、優しくしたり、工夫しています」と抑揚への意識も明かした。

「あなたがいてくれたから」歌唱中に思わず涙がこぼれた新井は「歌で皆さんを笑顔にすることはもちろん、思わず涙が出てしまうくらいの思いを届けたい」と丁寧に思いを込め、「私も涙してしまって、いろんな思いを込めて歌います。皆さんを涙させられるように頑張りたいです」と力強く話した。

次回は26日、31日の開催を予定している。【寺本吏輝】