「こんなもんじゃないぞAKB」“星月花樹”佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花、近藤沙樹が思い

「好きish」ポーズで写真に納まるAKB48の、左から佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花、近藤沙樹(撮影・河田真司)#2026年7月22日、思い出ビル、AKB48佐藤綺星八木愛月藤百花近藤沙樹インタビュー

AKB48が19日に68枚目シングル「好きish」を発売した。人気再燃の中心を担う佐藤綺星(22)八木愛月(21)伊藤百花(22)の「星月花(せいげっか)」に、グループ最年少で初選抜の近藤沙樹(14)が加わった「星月花樹(せいげっかじゅ)」が思いを語った。

今作も伊藤がセンターを務める。2作連続センターは渡辺麻友さん以来、グループ12年ぶりの快挙となった。「信じられないところに来た感じもしますが、ファンの方と一緒に物語を作るのがAKB48。任せていただいて光栄なので、ファンの方との思い出を1つずつ大切にしながら頑張りたいです」とまっすぐなまなざしで意気込んだ。

同曲はMV公開から約1カ月で再生回数が1100万回を超え、SNSでも人気を誇る。「好きish」とは「好きっぽい」の意味。伊藤は「日本国民の口癖になるくらい浸透したらいいなと思っています」と大きな目を輝かせた。

初選抜となった近藤は「今まで見ていた景色と違います。とてもうれしいので、先輩の背中を見て頑張りたいです」と力を込めた。自身にとって大切な曲となった同曲について聞くと「学校で『MV見て推しができた!』って報告も受けて、めちゃくちゃうれしいです。もっとたくさんの方がハマッてほしいなと思っています」と初々しい笑顔を見せた。

また、同曲の振り付けはM!LK「好きすぎて滅!」やFRUIT ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」などのダンスを手がけた槙田紗子さんが担当した。佐藤は「今のアイドル界を引っ張ってくださっている槙田さんが、キャッチーでオリジナリティーがあって、加えてAKB48らしさもあるかわいいものを考えてくださいました」と笑顔。八木は首を横に振るダンス「アイソレーション」をおすすめ。「オンラインお話会でファンの方に頼まれてずっと首を振っていました。そのくらい好評です」と続けた。

グループは昨年の20周年以降継続的に注目度を高め、OGとともに歌番組出演などを重ねた去年までとは「今のAKB48」という言葉が持つ意味が大きく変わってきた。

八木は「前向きな言葉になりました。以前は『今のAKB48は昔のギラギラ感に負けている』みたいな感じでしたが、今は『大好き』『最高』と明るい言葉が本当に増えました」と実感。佐藤は「私たちの意識も変わったし、ファンの方の意識も変わったように思います。普段応援してくださっている方はもちろん、他の方々も、『今のAKB48、いいよね』って言ってくださるのが自信につながります」と喜んだ。

勢いそのままに、再びアイドル界の頂点へ-。近藤は「私もAKB48の一員として、胸を張って頑張っていきたい」といい、八木も「今の(ファンの)熱量に全力で応えないといけません。(熱量に)絶対に負けないで、盛り上げていきます!」と気合を入れた。

佐藤は「たくさん『好きish』って言っていただけるように、まずは私たちメンバーが楽しんで、その元気が日本に伝わっていったらいいなと思います」。最後に伊藤が「以前は漠然とネガティブな言葉があって、でもいまひとつ分からなくて。悔しさも知ったからこそ、今こうして覚悟が決まって、新しいAKB48を見せられています。まだまだこんなもんじゃないぞAKB48、と思っています。“好きish旋風”巻き起こします!」と高らかに宣言した。

9月26日、27日には、神奈川・Kアリーナ横浜で、ファンの声を演出や構成に反映したという「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE」も控えている。誰もが「好きish」な存在になっていくために、“星月花樹”が太く根を張りグループの幹となる。【寺本吏輝】

◆佐藤綺星(さとう・あいり)2004年(平16)6月24日、千葉県生まれ。22年5月加入の17期生。愛称「あいちゃん」。

◆八木愛月(やぎ・あづき)2005年(平17)3月22日、東京都生まれ。23年4月加入の18期生。愛称「あづ」。

◆伊藤百花(いとう・ももか)2003年(平15)12月6日、埼玉県生まれ。24年3月加入の19期生。愛称「いともも」。

◆近藤沙樹(こんどう・さき)2012年(平24)2月23日、愛知県生まれ。24年12月加入の20期研究生。愛称「こさき」。