容疑者、ノコギリ改造し殺傷力高めていた

 25日に岩手県滝沢市で開かれたAKB48握手会でメンバー川栄李奈(19)入山杏奈(18)が男に襲撃された事件で、凶器の折り畳み式のこぎりの背部分にカッターの刃状のものが貼り付けられていたことが28日、同県警への取材で分かった。

 川栄、入山、20代男性スタッフに折り畳み式のこぎりで切りつけたとして、殺人未遂容疑で逮捕された青森県十和田市の無職梅田悟容疑者(24)は、調べに対し「以前から自宅にあったのこぎりで、(刃は)自宅で貼り付けた」と供述。殺傷能力を高める狙いがあったとみられ、計画的犯行の疑いも浮上した。

 カッターの刃のようなものは長さ約8センチ、幅2~3センチ。のこぎりの背部分から一部がはみ出すように貼られていた。現場の床で、こぼれ落ちたとみられる刃のかけらが数個見つかった。母親は、これまでの取材に対し「折り畳み式のこぎりは3年ぐらい前に買ったが、今は見当たらない」「息子の部屋の押し入れには別ののこぎりもあった」と話した。

 県警は28日に梅田容疑者宅を捜索しAKB48「ハート・エレキ」「前しか向かねえ」のCD2枚を押収。当日の握手会に参加するにはこれらの初回限定盤に封入されている握手券が必要だった。県警によると、事件発生時に叫び声のようなものは確認されておらず、同容疑者は握手会場に入ると突然、無言で襲いかかったとみられることも分かった。

 

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