フジテレビ久慈暁子アナウンサー(24)が今月から「めざましどようび」(土曜午前6時)のメインキャスターを務めている。入社3年目を迎えた「クジパン」が、西山喜久恵(49)佐野瑞樹(47)両アナと、土曜朝にさわやかに情報を伝えている

久慈アナがアナウンサーを目指そうと思ったのは、モデルとして活動していた青学大2年の時だった。WOWOWのサッカー番組にアシスタントとして出演したことがきっかけだった。「原稿読みをやってみて、表現の仕方をちょっと変えるだけで伝わり方がすごく違う。楽しいなと思いました。母が地元の岩手でアナウンサーをやっていたのも、きっかけになっています」と言う。

憧れは元フジテレビで現在フリーアナウンサーの加藤綾子(33)。「『めざましテレビ』を見ていて、すてきだなと。透明感、オーラがすごい。目上の方との絶妙なコミュニケーション力。バラエティーでご一緒した時、明石家さんまさんとのやりとりに圧倒されました。今はプライベートでも優しくしていただいています」。

1週間のうち4日が「めざましテレビ」。そして「めざましどようび」と、早朝の生放送をレギュラーに持つ。「1年目の時は朝起きるのが大変でした。でも今は完全に慣れて、休日でも早寝早起き。3月まで休みの土曜日は、しっかり『めざましどようび』を見ていました。友達と遊びに行っても、途中で眠くなっちゃいます(笑い)」。

バラエティー番組にも出演しており、「情報番組は、とにかく間違えないことを第一に丁寧にやっています。バラエティー番組に出る時は、台本に縛られすぎるとロボットみたいになってしまうので意識を変えています」という。【小谷野俊哉】

◆久慈暁子(くじ・あきこ)1994年(平6)7月13日、岩手県生まれ。青学大在学中にスカウトされ、雑誌「non-no」専属モデルなどの芸能活動も行った。17年にフジテレビ入社。同年7月から9月まで「クジパン」の司会。同7月から「めざましテレビ」に出演。特技は水泳、書道など。