テレビ東京森香澄アナウンサー(24)の第2回です。昨年10月から「THE★カラオケバトル」(日曜午後7時54分)の司会を務め、念願の音楽番組を担当しています。私生活も音楽にあふれており、“好き”が仕事に生きています。

インタビュー中、カワイイ笑顔を見せるテレビ東京の森香澄アナウンサー(撮影・浅見桂子)
インタビュー中、カワイイ笑顔を見せるテレビ東京の森香澄アナウンサー(撮影・浅見桂子)

育休入りした繁田美貴アナ(36)に代わり、昨年10月から堺正章(73)、ホラン千秋(31)とともに「THE★カラオケバトル」の司会を務める。大御所、売れっ子タレントとの共演に加え、日曜日のゴールデン番組を担当するプレッシャーは大きい。当初は「『何で私ここにいるのだろう』みたいな感じで。堺さんが話を振ってくださってもなかなかうまく返せないということが続いて、緊張して立っているのがやっとでした」。そんな中、堺から「新人なんだから、やりたいようにやればいいよ」とアドバイスを受けたという。収録後の食事会を通して緊張感もほぐれつつあり、「最近はちょっとリラックスして、のびのびとやらせていただいてます」と笑みを浮かべる。

音楽番組を担当することは希望の1つだった。入社1年目での実現に驚きつつ「収録中は聞いているのが仕事なので、コンサートだと思って堪能しています」とうれしそうだ。小さい頃から歌と踊りが大好きで、現在もカラオケに週4回、ダンス教室に週1回のペースで通う。お披露目の場があるわけではないが「いい曲に出合うと、独自に練習して歌えるようになりたいと思っちゃうんです」。カラオケの採点では最高96・8点を誇る実力の持ち主だが、満足はしておらず「まだ全然! これから上げていかないと」と志は高い。

また、昨秋放送の特番「内村のツボる動画大賞」では、番組企画で欅坂46の「サイレントマジョリティー」を振り付きで“完コピ”した。その後、動画はYou Tubeにアップされ、現在までに120万再生を超える人気ぶりだ。森アナは「今まで趣味でやっていたことが、本当に生きたっていう感じです。まさかのまさか」。好きなことへの情熱が仕事に還元し、「1年目からこんなに楽しくていいんだろうかっていうくらい。音楽に携わらせてもらって幸せです」。充実感いっぱいに笑った。

◆森香澄(もり・かすみ)1995年(平7)6月16日、東京都生まれ。東京女子大卒業後、19年テレビ東京に入社。現在「THEカラオケ★バトル」、「ウイニング競馬」を担当。154センチ、血液型O。