本日、出勤する途中、某駅ホームにある立ち食いそば「大江戸そば」の入り口付近に張ってあった期間限定新メニュー「豚肉とたっぷり野菜の冷しそば」(520円)のポスター写真を見て、もはや食欲及びある種の衝動が制御できなくなり、会社に着くのが遅れるのを覚悟で同店に敢然と突入。

即、その「豚肉とたっぷり野菜の冷しそば」を注文。すりごまをたっぷりかけ、単品購入の生玉子を投入した。もやしや青菜など野菜のしゃきしゃき感と、冷たいそばに良く合う豚肉のハーモニーがたまらず、一気につるりと食べ尽くした。

立ち食いそばの各チェーンは筆者の“ライフライン”になっていることは何度か記したが、責任デスク日、会社に着く前に欲望に負け、立ち食いそば店に入ってしまったのは初。

「責任デスク日は業務のことだけを考え、まっすぐ出社する」という、筆者の中で何年もの間、勝手に守り続けていた“一線”があっさり瓦解した格好だ。

ちなみに「大江戸そば」同店を利用するのは2回目。この微妙な“寄り道”行為により、出勤時刻が想定タイムより約12分ほど遅れ、社内で「会社来るの遅いよ」みたいな感じのやや批判的な視線を感じたが、「豚肉とたっぷり野菜の冷しそば」を選択した決断に、特段の後悔はない。

先日当日誌で記した「富士そば」の「冷し肉富士そば」、「小諸そば」の「ごまだれせいろ」に続き、「外せない夏の立ち食いそばメニュー」に「豚肉とたっぷり野菜の冷しそば」が一気に食い込んできたという、立ち食いそばライフにおける大きな節目の日だったと言えるからだ。

しかし午前1時半に真面目な顔をしてえんえんと書いている原稿が芸能デスク業務とは一切関係がない「立ち食いそばネタ」だと周囲にバレると、社内的立場がさらに危うくなりそうなので、この辺で終わりとしたい。【文化社会部・Hデスク】