あの「妙なモヤモヤ感」解消代は650円

先日、複数回の落下などにより私用スマホが激しく破損したため、有料の補償サービスを使ってやむなく同型の新機に交換した。

スマホの新機を手にした場合、各種アプリの移行作業を別にすると、いつも感じる最初の“精神的プレッシャー”が、いわゆる「画面保護フィルム」を、曲がらずにまっすぐ、かつ「気泡」を作ることなく、ホコリも一切付着させることなく、きれいにぴったり貼れるかどうかという点。

最近は「気泡ができにくい」ことを売りにしたフィルムも増えたが、かなり慎重に貼り付けたとしても、自分でやるとたいてい、小さなホコリが入ってきてそこに空気が入ったり、貼り付け時の力の入れ具合を間違えると結局、いくつか気泡ができてしまったり、さらには、画面の端に沿うようにまっすぐ貼れず、微妙に曲がってしまったりし、「達成感」を得ることに失敗することから、妙な「モヤモヤ感」を抱える…という流れになることが多い。

そのモヤモヤ感から逃れるため、今回初めて、業者に有料で貼ってもらうというスマホ保護フィルムの「貼り付けサービス」を利用してみた。一部家電量販店や携帯電話店などで、おもにフィルム購入者を対象に行っているが、筆者が頼んだ某量販店での貼り付けサービス料金は「650円」。

スマホと保護フィルムを受付カウンターで担当者に渡し、料金を払う。約20分で作業終了するという。20分後、受け取りに戻り、渡されたスマホを見てみると、フィルムは画面にぴったり正確に貼られており、曲がった感じもない。かつ、気泡やホコリの混入もゼロで、まさにプロの技だった。