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ナニワのベテラン走る~ミナミヘキタヘ~

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セクゾ中島主演映画とコラボ 通天閣の屋上で絶叫!

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 大阪・新世界にそびえる高さ100メートルの通天閣(大阪市浪速区)の屋上に見慣れない計測器が設置されました。鉄道のガード下などの騒音を計る測定器を改良した「大声測定器」。通天閣のてっぺんで大声を張り上げ、「心の叫びのレベル」を測定する企画がスタートしました。

通天閣の屋上で心から叫ぶアイドルグループ「まいどリームス」の城戸さくら(右)と山崎歩夢(撮影・松浦隆司)
通天閣の屋上で心から叫ぶアイドルグループ「まいどリームス」の城戸さくら(右)と山崎歩夢(撮影・松浦隆司)

 「私の部屋にもエアコンを付けて~!」。通天閣のアイドルグループ「まいどリームス」の城戸さくら(18)が絶叫すると、測定器の数字は72デシベル。心の叫びレベルは5段階あり、普通の会話と同レベルの「60デシベル」、セミの鳴き声の「70デシベル」、救急車のサイレンの「80デシベル」、電車が通るガード下の「100デシベル」、飛行機のエンジン近くの音「120デシベル」。絶叫が120デシベルを超えると、赤いパトランプが点灯する仕掛けです。

 「すしが食べたい~!」。回転すしでもいいので、おなかいっぱい食べたいという同グループの山崎歩夢(18)は81デシベル。まだまだ心の叫びのレベルが足りません。

 この企画は人気アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人主演の映画「心が叫びたがってるんだ。」(熊沢尚人監督、公開中)と通天閣がコラボした「通天閣で“心”から叫ぼう!」。12日からスタートし、現在は一時休止中ですが、19日から再開し、8月4日まで続きます。

 コラボ企画をマジメに考えた通天閣観光の高井隆光副社長(42)は「日頃のモヤモヤでもなんでもOKです。心の中で本当に思っていることを大阪の中心で叫んでみてください」。ABCテレビの人気番組「探偵!ナイトスクープ」で通天閣の屋上で大声で叫ぶ名物企画が不定期に行われており、これをヒントにしたそうです。ただし屋上に大声測定器を設置するのは初めて。高井副社長は「心の叫びを数値として見える化したらおもしろいはず」と大阪ならではの発想がありました。

 おそらく通天閣は本音を叫ぶには最高のロケーションです。特別屋外展望台「天望パラダイス」からは高層絶景はもちろんですが、通天閣から見渡せる新世界には昔ながらの雰囲気が色濃く残ります。

 派手な看板の串カツ屋、昼間から酒やカラオケが楽しめる店、熱烈なファンが詰めかける大衆演劇の芝居小屋。食べ物はもちろん、安くて、うまいがモットー。庶民的な街には飾らない本音の文化が息づいています。心を解き放ち、叫ぶには最高の街です。

 通天閣絶叫の「特典」もあります。屋上で測定された数字のレベルと一緒に記念撮影し、ハッシュタグ「♯ここさけ通天閣」をつけてツイッターに投稿すると、映画の非売品グッズが抽選で当たるキャンペーンや、「天望-」受付で「ここさけ」とキーワードを伝えると、通常500円の入場料が300円割引きの200円で入場できます。

 映画「心が叫びたがってるんだ。」は主人公らが屋上で叫ぶシーンが印象的です。それぞれが後悔や鬱積(うっせき)を抱えています。いつもいいときばかりではありません。叫び声を上げることで、何か大切なことに気づくかもしれません。

 通天閣の近くには高さ300メートルの「あべのハルカス」があります。

 「いっつも見下しやがって! ハルカスには負けへんで~!」。ナニワの空に響いた高井副社長の大声は120デシベルを超えていた?

【松浦隆司】(ニッカンスポーツ・コム/コラム「ナニワのベテラン走る~ミナミヘキタヘ」)

 ◆村上久美子(むらかみ・くみこ) 大阪(泉州)生まれ。91年入社。関西の芸能社会を中心に取材。吉本興業、宝塚歌劇、短期間ながら阪神タイガースと、関西発の3大ホットコーナーをはじめ、NMB48まで、取材歴は20年以上。

 ◆松浦隆司(まつうら・たかし) 大阪生まれ。92年入社。関西を中心にスポーツ紙の社会面担当としてエロから政治まで、ダークサイドも含め取材歴は20年以上。和歌山毒物カレー事件、橋下徹前大阪市長は茶髪弁護士時代から取材。

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