「咲ドル火曜日」3月第5週は特別版として、BOYS AND MENの“本家”から、田村侑久(29)と辻本達規(28)が登場します。2人は、大阪・中之島の日刊スポーツを訪れ、新聞作りに挑戦しました。2人が制作したもの、メンバー全員の紙面をプレゼントします。【取材・構成=星名希実】
田村と辻本は初めての新聞作りに挑戦。専用のパソコンを操作し、田村は「これを横長にしたい」、辻本は「この文字変えられます?」など、真剣だった。
辻本 人生で初めて作ったよね。楽しかったです。
田村 難しかった。ずっと動かせなかったもん。
辻本 (ボタンを)カチって押したら色変わるやん。
田村 久しぶりにパソコン触ったからね。難しかった。新聞作ってる人って天才っすね。大事に読もうって思ったよね。
辻本 文字読めるっけ?
田村 俺はしゃべることしかできない(笑い)。
新聞社のイメージも語った。
辻本 夜に起きたできごとが、次の朝にはもう出ていたり、その日の昼とか夕方に起きたことを夕刊にっていう、バタバタのイメージ。差し替え、差し替えみたいな。
田村 スピード勝負な感じだよね。
辻本 それが毎日休みなくだから。絶対にしんどいし、みんな大変なんだろうなって思いました。
田村 まず文章に起こせないです。国語(の成績)1だったんで。まとめるっていう作業ができない。「すごかった」「今日はいい天気だよ」「トカゲいた」とかなら書ける。本当に頭よくないとできない仕事だよね。
辻本 大変ですよね。
田村 (平松)賢人とかならできるんじゃない? あと本田(剛文)くんも。本田くんがやったら堅くなりそう(笑い)。
辻本 新聞だからいいんじゃない? 僕はパソコンは、ワードだったりエクセルだったり、全部(各検定の)1級持ってる。だから(コツを)つかむまでは…。新聞専門のソフトに慣れたら、たぶん僕が一番できます。
そう話すうち、2人が作った新聞が届いた。
辻本 あ、右にずれてる!
田村 お前の! ここに名前を置くのはセンスないわ。
辻本 俺も思った。でも置く場所がなかった。
新聞作りを体験し、ファンにメッセージを送った。
田村 いろんな人の熱い思いが入って初めて、俺たちの手に届いているから、感謝の気持ちを忘れないように、これからもみんなで生きていこう。
辻本 僕はオリジナリティーを出したいんで、黄色とか水色を使ったりして、普通の新聞ではありえないような感じにしましたけど、これが僕のオリジナリティーだと思うんで、世界にひとつだけの新聞が、みなさんに届いてくれるとうれしい。そこから新聞をもっと身近なものに。新聞離れがあると思うので、どんどん新聞読んで、紙媒体っていいなって。ぜひ新聞いっぱい読んでください。
田村 まずは契約しよう。
新しい経験をした2人。ボイメンは今年10周年を迎え、12月にアリーナツアーも行う。夢はどんどん広がる。