二胡の小学生日本チャンピオンの本多ゆとり君(12)が6日、横浜市の山下公園で行われた、日本のポップカルチャーをテーマにしたイベント「ヨコハマカワイイパーク」(DanceDanceDance@YOKOHAMA2015パートナー事業)に出演した。

 心地よい海風が吹く会場に、二胡の音色が響いた。柔らかい音につられるようにステージ前に来場者が集った。目を閉じて演奏するゆとり君は「Let It Go」や、山奥で鳥が鳴いている様子を表現した「空山鳥語」など計6曲を披露。「野外で演奏するのは初めてで緊張しましたが、海風を感じながら気持ち良く演奏できました」とほほ笑んだ。この日のために、約1カ月前から「情熱大陸」のオープニング曲を練習した。「お客さんに分かりやすい曲を選びました。今日のライブで二胡という楽器を少しでも知ってもらえればうれしいです」。

 横浜市生まれ。小1の時に祖母の影響で二胡に興味を持った。昨年8月、中国・杭州市で行われた「中国音楽国際コンクール」に出場し、民族楽器少年部で最高位の特等賞を獲得。同10月には年齢制限なしの「大阪国際音楽コンクール」で3位に入賞するなど数々の受賞歴がある。

 今月23日には、カメリアホール(東京・江東区)で行われる「第1回日本の新鋭二胡演奏家によるコンサート」に出演する。