映画監督黒沢清氏(61)が11日、米・ウインター・ガーデン・シアターで行われた映画「ダゲレオタイプの女」(10月15日公開)ワールドプレミアの舞台あいさつに出席した。
同作は黒沢監督初のオール外国人キャスト、全編フランス語という作品で、8日から開催されている「第41回トロント国際映画祭」唯一の賞対象外部門であるプラットフォーム部門に正式出品されている。
黒沢監督は「初めて海外で撮った作品が、大好きなトロント映画祭でワールドプレミアを迎えることが出来、なおかつ、このような歴史のある劇場で上映できるとは本当に夢のようです」と話した。黒沢監督の紹介で主演のタハール・ラヒム、ヒロインのコンスタンス・ルソーが登壇後、本編が上映された。
上映終了後、鳴りやまぬ拍手の中3人が再び登壇。キャスティングロケーションについて聞かれた黒沢監督は、「自分の中ではこの2人しかいないと思っていた」と話し、「屋敷はパリ郊外で非常に苦労して探した。結果的には3つの場所を組み合わせて、1つの屋敷にしています」とその苦労を語った。
同映画は釜山、シッチェス・カタロニア国際映画祭への正式出品も決定しており、トロントが華々しい世界デビューとなった。




