元宮崎県知事で前衆院議員の東国原英夫氏(59)が、師匠であるタレントのビートたけし(69)が明石家さんま(61)の冠番組「さんまのまんま」(関西テレビ)の終了を憤り、「TVも限界だな」とつぶやいていたことを明かした。

 東国原氏は22日、ツイッターでたけしについて「楽屋や番組収録中の話が実に面白い。裏情報・とてもOA出来ない事・OAどうかな~ギリギリかな~?と思われる事等々、しかし、OAを観ると、殆どが見事にカットになっている(笑)」と、放送に耐えない過激な話をしていることを明かすとともに、「まぁ、それが今の社会であり、TVの基準であろう。御本人も当然自覚されておられるし、同時に、そこら辺をいつも嘆いておられる」とつづった。

 31年間続いた「さんまのまんま」は9月24日をもって終了したが、「さんまさんの『さんまのまんま』が終了すると聞いた時も、『何で止めるんだよ』と憤っておられた。そして、『TVも限界だな~』とぼそりと言っていた」という。そのたけしについて「今のTV(特に、現在のバラエティーの基礎・フォーマット)を作った天才である」と評した東国原氏は、「昨今、TVの限界や凋落を感じ、今のTVを創った人間の一人として、誰よりも落胆されておられるのかも知れない。だから故、放送禁止や放送ギリギリの言動に敢えて挑戦されているのかも知れない」と、放送されなくとも過激発言を続ける師匠の胸中を推し量った。