92年に26歳の若さで亡くなった歌手尾崎豊さんの息子である歌手の尾崎裕哉(27)が、音楽活動を本格始動する思いを語った。

 裕哉は昨年行ったデビューライブで父の豊さんの名曲を披露し、生き写しのような歌声が話題となった。22日に自身初となる4曲入りCD「LET FREEDOM RING」をリリースし音楽活動を本格化させる。

 21日にフジテレビ系「めざましテレビ」にVTR出演。初CDのリリースを直前に、「ようやく踏み始めた一歩」と笑顔を見せた。

 幼少の頃から家で流れていた父の楽曲やライブ映像などを観て育ち、音楽の道へ進むことを5歳頃から意識していたという。「音楽っていうことを職業にすることの夢を与えてくれたのは父親です」と、やはり父の影響が強いことを明かした。

 父が亡くなった年齢を超えた裕哉。「父親の見られなかった景色をどんどん見ていきたい。彼がもし27歳になってたら28歳になってたらどういう曲を書いていただろうとか、そういうことを思いながら今後やっていきたい」と意気込みを語った。