米俳優ジョニー・デップ(54)が20日、都内で、主演する人気映画シリーズ5作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(ヨアヒム・ローニング監督、7月1日公開)のイベントに出席した。

 ファンの歓迎にご機嫌のデップは、日本語で「コンニチハ」とあいさつ。観客から「こんにちは!」と元気な返事が返ってくるのがうれしくなってしまった様子で、イベント中10回も「コンニチハ」を繰り返した。

 デップは「この作品は独立系のちっぽけな映画で、僕たちは全然稼いでない。…というのはうそです」と言ったり、よさこいのパフォーマンスを見て「昔は僕もこのダンスをしょっちゅう踊ってたけど、足でくぎを踏んでけがしてから踊ってないんだ」と感想を言うなど、終始冗談ばかりでファンを楽しませた。

 イベントには、日本語吹き替え版に出演した栗山千明(32)中川大志(19)も出席。栗山と中川は、先月、上海で行われたプレミアイベント以来の、デップとの再会。栗山が「日本に来てくださると言ってくれた約束を守ってくれてうれしいです」、中川が「色気に圧倒された」と言うと、デップは2人にハグとキスをして喜んだ。

 ほかにブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオが出席。