女優橋本環奈(18)が24日、都内で7月2日に投開票される都議選のPRイベントに出席した。PR動画などに出演している橋本は「どこの現場に行っても、スタッフさんや共演者の方から『都議選のPRのキャラクターだよね』と言っていただけてうれしい」と反響の大きさに驚いた。

 PRキャンペーンでは、顔認識の人工知能(AI)機能を使った「笑顔投票」のシステムに挑戦した。10秒間のうち、笑顔でいられた時間で票数が集まるというもの。元アイドルでもある橋本は、持ち前の笑顔で最大10票のうち9票を獲得したが、満票を逃して「一番、微妙な数字を出しちゃいましたね。10票を出したかった」と悔しがった。「喜び」と「驚き」の表情を撮影し、その写真でミニポスターを作成できるサービスでは、なかなか驚きの表情ができず、「驚き難しいので、ぜひやってみてください」と呼びかけた。

 橋本はアイドル活動の拠点としていた福岡から東京に移り、2月に18歳になって選挙権を得てから初めての選挙となる。「今年の2月に18歳になったばかりで、選挙というものが『大人が投票する』というイメージが強かった。18歳になって、私たちの同世代でも東京の町づくりというか、ニュースとかで時事問題を見る回数が増えたと思う」と、意識の高まりを実感していることを明かした。都議選の投票は期日前に行うという。