俳優升毅(61)主演で、若年性アルツハイマーと闘う夫婦を描いた映画「八重子のハミング」(佐々部清監督)のアンコール上映が25日から、東京・有楽町スバル座で始まり、この日、舞台あいさつが行われた。

 5月に8館で公開が始まった同作は、口コミで評判が広まり、60館にまで広がった。今後も増え70館以上での上映が見込まれているという。

 升は「口コミって本当にすごい。また東京に戻って来て、新たなスタートという気持ちです」と喜び、佐々部監督も「まさか戻って来られるとは思っていなかった。100館までいきたい」。

 佐々部監督と升は毎週、全国のどこかで舞台あいさつをしてきただけあって、コンビネーションも抜群。2人で「キヨシとタケシの2人でやってます」と笑わせ、なごやかな舞台あいさつとなった。

 ほかに、文音、月影瞳、安倍萌生が出席。