俳優の竹内涼真(24)が、高校時代に所属していた東京ヴェルディユース時代に味わった挫折について語った。

 竹内は30日放送のNHK「あさイチ」に出演。現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」に島谷純一郎役で出演して好評を博しているが、オーディションを受ける前から「絶対にやる」と強気で臨んでいたことを明かした。

 「絶対にやるって自分の中で決めていた。当然、自分が受かると思って(オーディションを)やりにいってます、いつも。そうやって自分で無理やりモチベーションを高く持った方が、あんまり緊張もしないし、楽しめるので。ポジティブなんですよ」と前向きな姿勢を明かしたが、以前は全く正反対の性格だったという。

 5歳からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属してプロを目指していたが、「試合は全く出てない。全然ダメダメで」と壁にぶつかったという竹内。「その時はネガティブだったんですよ。プロになる人は普段からポジティブ。僕はネガティブで、失敗したら考えちゃうし、ケガも多かったし、そこに気づけなかったので高校3年間は良くない3年間だった。もう無理かな、と思うのが先だった」と当時の心境を振り返った。

 サッカーをあきらめ、芸能界入りを決意した際には、「ネガティブで失敗したので、次にこの仕事をする時には正反対のことをすればうまくいくかな」と挫折をバネに。「無理やり『イケる』と思い込んで。自信は全然なかったんですけど」と語った。