18日スタートのフジ系ドラマ「僕たちがやりました」(火曜午後9時)に、教師役で出演する水川あさみ(34)が15日、ドラマを制作するカンテレ(大阪市北区)で取材会を開き、青春ドラマの収録現場では「みんな若いし、元気。私は、シニアです」と、立ち位置を説明した。

 女優としてのキャリアを重ねるごとに後輩の共演者が増える中、今回の原作は高校生による「青春逃亡サスペンス」ドラマ。お気楽な高校生・トビオが仲間たちと事件を起こし、平凡な日常が一変する展開。主演の窪田正孝(28)こそ、20代後半だが、他のメンバーは永野芽郁(17)新田真剣佑(あらた・まっけんゆう=20)間宮祥太朗(24)葉山奨之(はやま・しょうの=21)と10代~20代前半と若い。

 それだけに「みんなとても若いし、元気。ドラマの中で高校生特有のザワザワ感がありますけど、現場もそのままな感じで、うらやましい。私はお姉さんというより、シニア! とくに間宮君が『シニア』と呼んで、いじられてます」と笑いながら話した。

 また、窪田は「ジェントルマン」だそうで、移動の際には、扉をさっと開けてくれたりするという。このリアクションにも自らのトシを実感するそう。「素直に進めばいいのに、私『え? そんなん、されたことないわ!』って返してしまい、自分で自分に『うわ、リアクションがババア』って思いました」と言うと、思い出しのか、再び大笑いした。

 制作が大阪のテレビ局で、現場では大阪弁が飛び交い、つい水川自身も、地元の大阪弁が出るようで、収録も中盤に入ったが、順調な様子。「キャスト、スタッフともすごく仲が良くて、カラオケに行ったりしています」と話していた。