映画「怪盗グルーのミニオン大脱走」(ピエール・コフィン、カイル・バルダ監督)の公開記念舞台あいさつが22日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替え版に出演した笑福亭鶴瓶(65)らが出席した。

 主人公のグルーを演じた鶴瓶は、アフレコに4日プラス1日かかったことを告白。「4日と、あとは呼び出されて『ここと、ここと、ここも間違ってます』と。事務所の社長には『あんまり芝居うまないですね』と言われたんです。身内に言われたんですよ。ショックです」と大騒ぎ。

 松山ケンイチ(32)に「うまさじゃない」、生瀬勝久(56)にも「味と人間力で売ってる」となぐさめられ(?)ると、余計にショックだったようで、鶴瓶は「これからドラマも入ってるのに」。

 芦田愛菜(13)は「(グルーと)せりふの量が違う」としながらも、アフレコが3~4時間で終わったそうで、鶴瓶は「すごいな」と感心しきりだった。

 ほかに中島美嘉、いとうあさこ、矢島晶子、須藤祐実が出席。