坂東玉三郎(67)が10月31日から熊本・山鹿市の八千代座で行う「坂東玉三郎 映像×舞踊公演」(11月5日まで)の会見が27日、都内で行われた。

 体力的な理由などで踊ることがなくなった人気舞踊「京鹿子娘道成寺」「鷺娘」を、玉三郎のシネマ歌舞伎の映像に加えて、10~20分の短い場面だけ実際に踊るもの。「八千代座で27年やってきて、出し物がなくなった。そこで、今では全曲踊ることがなくなったものを、映像を交えて、短い時間だけど、踊ろうと思った。初めての試みで、実際にどうなるか、分からない。八千代座だから、できること。お楽しみというか、遊びの感覚です」。踊りの解説もつけた「お目見得口上」も行う。