復縁のうわさが報じられているブラッド・ピット(53)とアンジェリーナ・ジョリー(42)だが、実のところ、復縁どころか離婚へ向けてまっしぐらだとの報道が浮上した。

 ジョリーが昨年9月、突然の離婚申請に踏み切って以来、子供たちの親権をめぐり泥沼の争いを繰り広げた2人だが、復縁を検討するため、離婚をひとまず保留にしたとの報道が最近、飛び出した。

 しかし、2人に近い内部情報筋が英ヒート誌などに明かしたところによると、これらの報道は真実とはほど遠く、親権や財産分与などの問題が山積みのため、離婚が長引いているだけだという。

 同関係者は2人が復縁する可能性が非常に薄い理由について、親権および財産分与に関する意見の食い違いなど、さまざまな問題を挙げている。しかし、最も大きな理由は、ジョリーが、ピットが15歳の長男を虐待したと告発したことだと語っている。FBIなどによる調査の結果、最終的にピットの虐待容疑は晴れたものの、2人の関係に修復不能なほど大きなダメージを与えたという。

 同関係者によると、ピットは子供たちを第一に人生を歩んでいきたいとの決意を示しており、お互いに元のサヤに収まるつもりはないという。(ニューヨーク=鹿目直子)