フジテレビ系の連続ドラマ「警視庁いきもの係」(日曜午後9時)20日第7話の平均視聴率が5・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は5・3%だった。

 渡部篤郎(49)と橋本環奈(18)が演じる警視庁の架空の部署、動植物管理係の鬼警部補と新米巡査の凸凹コンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走するコミカル・アニマル・ミステリー。20種類以上の動物たちが毎回、ゲスト主役として登場する。「超特急」による主題歌「My Buddy」に合わせ、キャスト陣がダンスするエンディングも話題。渋いイメージがある渡部のノリノリダンスにも注目だ。

 第7話は、古い一軒家に住む高齢男性の川田(秋間登)が、絞殺された。発見したのは、友人の戸村(坪谷隆寛)で、戸村は川田が飼っていたピラニアを見せてもらうため自宅を訪ねた、と証言。須藤(渡部篤郎)と圭子(橋本環奈)は、ピラニア保護のため川田宅へ。水槽の底には戸村が勤める宅配会社の社章が沈んでいた。圭子は、「ナッテリー」という初心者向けのピラニアの状態が悪いことに気づく。ピラニア飼育のベテランの川田がナッテリーを飼い始めるとは思えないと疑問を抱く、という内容だった。