乃木坂46メンバーのソロ写真集が続々発売される中で、メディア関係者の間では「自己採点」がひそかな話題になっています。

 今年2月に発売した白石麻衣(25)のセカンド写真集「パスポート」は、女性のソロ写真集としては21世紀最多となる22万8783部を売り上げ、オリコン年間本ランキング写真集部門1位に。乃木坂46メンバーをめぐっては、出版界では激しい争奪戦が繰り広げられており、発売前のものも含めて、年内11冊リリースのラッシュ状態です。

 写真集には発売記念イベントがつきものです。イベント前には、報道陣が集まる囲み取材があります。人気グループとあって、多くのメディアが集まる中、毎回「自己採点」の質問が飛んでいるのです。

 まず今年1月、斎藤飛鳥(19)のファースト写真集「潮騒」が発売されました。記者が自己採点を聞くと、「それは、低く言っても波がたちますし、高く言っても…」と明言を避けました。我々としてはうまくかわされてしまった形になりましたが、以降も自己採点恒例となっていきました。2月、白石は「1兆点」といきなりぶち上げ、報道陣を盛り上げました。

 続く秋元真夏(24)が「まいやん(白石)が1兆点なら、私は10兆点!」と宣言。桜井玲香(23)は「まいやんと真夏の力を借りて11兆点」とキャプテンらしく答えていました。さらに5月、衛藤美彩(24)が「美彩(みさ)なので、33兆点!」とアピールしました。

 「写真集のハイパーインフレや!」「まるで、点数のバーゲンセールだな…」などのぼやきが聞こえてきそうな展開ですが(戦闘力53万はとうに超えています)、11月、若月佑美(23)が流れを変えます。「99点。今後も乃木坂46メンバーの写真集発売がありますし、億とか兆とかどんどん上がっていってもかわいそうかなと思ったので…。ここで私が一回、(純粋な100点満点に)戻そうと思いました」。真面目キャラらしい判断で、インフレは終わりました。

 その後も新内真衣(25)が「100点。皆さんに見ていただいて、120点でも130点でも加点してくれたら」と答え、堀未央奈(21)は「95点。100点満点かどうかはご想像にお任せします。曖昧な数字のほうが、もっと頑張らないとと言い聞かせられる」と話していました。それぞれ個性が表れています。

 年内には松村沙友理(25)与田祐希(17)の写真集発売も控えています。「坂道シリーズ」の後輩グループ欅坂46からも、渡辺梨加(22)長浜ねる(19)がソロ写真集を発売します。個人的には、松村の「自己採点」が楽しみです。大阪出身で、バラエティー番組でも安定して活躍する松村なら、報道陣をうならせる爆笑採点が出てきてもおかしくありません。

 今後も、ソロ写真集が発売されるたびに、メンバーたちの個性豊かな自己採点が聞かれそうです。ファンの方々も、写真集の中身だけではなく、自己採点にも注目してみてはいかがでしょうか。