音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退騒動を受け、元東京都知事の舛添要一氏(69)が「日本は終わる」と警鐘を鳴らした。

 小室は「週刊文春」で看護師との不倫疑惑を報じられ、19日に記者会見を開き「僕なりの騒動のケジメとして引退を決意しました」と引退を表明。ネット上では多くのファンから悲鳴があがると同時に、文春への批判も噴出した。

 政治資金問題などを週刊誌に報じられて知事を辞任した過去がある舛添氏は同日ツイッターで小室の引退騒動に触れ、「優れた才能がまた一つ消えていく。週刊誌による興味本位の有名人不倫報道、いつまでこんな非生産的なことを続けるのか。日本は確実に劣化していく」と嘆いた。

 また舛添氏は「小室哲哉の辞任会見に正義漢ぶってコメントする者たちへ」とし、「『汝らのうち、罪なき者まず石をなげうて』(ヨハネによる福音書8章1〜11節)というキリストの言葉をおくる。発行部数と視聴率、正義どころか、金儲け第一主義。日本は終わる」とつづった。