サンドウィッチマンが2日、宮城県庁で東日本大震災「東北魂義援金」に寄せられた948万5255円を村井嘉浩宮城県知事(57)に届けた。11年3月11日の震災直後の同3月16日に開設した「東北魂-」を通じて届けた義援金総額は4億1113万3545円になった。

 仙台出身の伊達みきお(43)富沢たけし(43)は、震災当日に宮城・気仙沼で番組ロケ中に被災、急いで避難して津波の被害から逃れた。伊達は「まもなく丸7年になりますが、義援金を振り込んでくれたり、チャリティーグッズを買ってくれた全国の人の思いを、しっかり持ってきました。日本全国でライブをしていると募金箱を持って握手会に並んでくれる人もいる。宮城は不登校が1位になっていますが、震災の影響もあるのかもしれない。そういうケアもしていきたい」。富沢は「震災孤児のためにも、しっかり使ってほしい。子供たちの成長は、まだまだこれからですから」と言いながら「悪いことに使わないでくださいよ」とボケた。

 村井知事は「サンドウィッチマンさんのおかげで宮城には、これまで1億4000万円以上の義援金をいただいた。これだけ長い間、義援金を募ってくれているのに感謝します。2人が活躍してくれることを、宮城県民は応援しています。義援金は被災者や子供たちのために使わせていただきます」と話した。