5月31日に第7回放送を迎えたディーン・フジオカ(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(木曜午後10時)の平均視聴率が5・9%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 第1回から5・1%、5・7%、7・1%、6・5%、5・3%で前回が6・0%。

 フランスの作家アレクサンドル・デュマの小説を現代の日本に置き換えて映像化した復しゅう劇。

 小さな漁師町の漁師・柴門暖(フジオカ)が結婚式の当日に冤罪(えんざい)で逮捕。獄中に落とされた柴門は15年後、別人となって現れ、復しゅうを遂げていく。柴門の後輩を大倉忠義(32)、婚約者を山本美月(26)、先輩を新井浩文(39)、柴門を逮捕してどん底に突き落とすエリート警察官僚を高橋克典(53)が演じる。

 第7回放送内容は以下の通り。

 真海(ディーンフジオカ)が復讐(ふくしゅう)のために放った幸男(大倉忠義)に向けた矢も、ついに的を射ようとしていた。幸男の家に裏組織のダニー(葉山ヒロ)らが押し入り、何も知らないすみれ(山本美月)と明日花(鎌田英怜奈)が人質に取られる。かつて幸男も片棒を担いだショーン(ジョーナカムラ)事件の目撃者が香港警察と接触することになったとダニーが告げる。目撃者はショーン夫婦の娘。当時、その娘をダニーたちは人身売買したが、日本語を話す男性が引き取ったという。ダニーは、その男性を捜し出すよう命令する。