がんの再々発を告白し、現在治療を受けている女優の古村比呂(52)が、「がんと向き合う状況を伝えていきたい」との思いを明かした。

 古村は14日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。再々発してからこれまで6回の抗がん剤治療を受けているが「一番は吐き気がどうしても出てくるんですね。洗面器を抱えて何日かは寝ているっていうことがどんどん増えてくる。あと、血圧が高くなる症状があるので、頭痛とか動悸とか、そういうものはどんどん増えてきているかな」と、副作用に苦しんでいることを明かした。

 それでも、最初に子宮頸がんが見つかった2011年11月から約6年半が経ち、進歩している医療に「治療で治っていくっていう思いは強くなっているので、落ち込みながらも、今はもっと前向きに行けるんだっていう思いも強くなっている」と前向きな気持ちを語った古村。「がんと向き合う状況を伝えていきたいので、できるお仕事とかもどんどんやっていきたい」と仕事への意欲も見せ、「目標は持たないようにしています。それに向かって頑張らなきゃいけないので、今できること、今を楽しむことを一番楽しみにしています」と現在の心境を語った。