4日に心不全で亡くなった俳優津川雅彦さん(享年78)の最期の様子が8日までに分かった。事務所関係者によると津川さんは、亡くなる当日朝も食欲があり、入院していた都内病院で朝食も食べた。その後、容体が急変し、女優で長女の真由子(44)らに見守られて息を引き取ったという。

 津川さんは昨秋、肺炎で肺を痛めたため、治療を続けていた。酸素吸入器が手放せない日常になったが、復帰への意欲は常に持っており、回復のきざしが見え始めた中でのことだった。真由子は、津川さんと、4月27日に亡くなった妻で女優朝丘雪路さん(享年82)との合同のお別れ会を考えているという。