女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の11日に放送された第140話の平均視聴率が22・0%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、鈴愛(永野芽郁)の“そよ風の扇風機”のひと言からひらめき、作ることにした律(佐藤健)は、鈴愛にデザインを任せ、自分はこれまでのロボット研究での開発経験を生かして、設計を担当することにした。律は菱松電機を退社し、シェアオフィスに新しい事務所を構えた。そして正人(中村倫也)鈴愛とともに自然の風と扇風機の風のデータを得るためにいろいろな実験をしていった。そんな時、深夜に鈴愛の携帯が鳴った。実家の草太(上村海成)からで「明日帰って来れないか?」と晴が急変して倒れたことを伝えた、という内容だった。