俳優の岡田将生(29)が12日、都内で主演するNHK連続ドラマ「昭和元禄落語心中」(10月12日スタート、金曜午後10時)の取材会に出席した。

雲田はるこ氏の同名漫画が原作。昭和の落語家たちの生きざまや芸の絆に結ばれた若者たちの友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れが描かれるヒューマンドラマ。

岡田は4月ごろから落語の稽古をしているといい、「孤高な感じというか、1人でどう、お客に見せるかとか、話を作っていくかとか。自分自身で監督して、演出つけてみたいな感じなので、自分との戦い」。共演の山崎育三郎(32)は「究極のエンターテインメントだと思います」とし、「言葉だけで、お客さまに伝えていくというのは難しいですけど、こを乗り越えたら役者としても大きな成長があると思っています。すばらしいものに出会えた」と語った。

一方、着物姿で登場した大政絢(27)は「芸者の役なんですけど、踊りや小唄などの所作の稽古しています」。「着物だと歩き方が全然違う。今では着物でいる方が楽になっています」と笑顔で話した。

この日は他に竜星涼(25)平田満(64)篠井英介(59)も出席した。