俳優中川大志(20)主演映画「覚悟はいいかそこの女子。」(10月12日公開、井口昇監督)完成披露試写会が12日、東京・新宿バルト9で行われた。

イケメンだが恋愛経験ゼロのヘタレ男子高校生が、難攻不落のクールビューティーに恋し、奮闘する姿を描く青春恋愛コメディー。観客の大歓声に、中川は「本当すごい熱気ですね」と驚いた様子。ドラマ版にも出演したが「ドラマよりもパワーアップした話になっています」とPRした。井口監督は中川を「引き出しが多い方。格好いいだけでなく、際限なく変な顔もしてくれる。情けない表情もしてくれたりと、振り幅がすごい」と俳優として高く評価。さらに「現場をうまくまとめてくれる」と主演としても評価した。

この日は唐田えりか(20)伊藤健太郎(21)甲斐翔真(20)若林時英(18)小池徹平(32)ら主要キャストが勢ぞろい。中川ら男性陣は告白対決を行った。壁ドンが「分かりにくい」などと言われ、「ヘタレ男子」に選ばれた中川は「僕ですか」と苦笑い。「ヘタレな部分を見抜いてくださったということで」と前向きに捉えていた。

最後に中川は「久々にみんなそろいましたが、時間があいてもすぐに撮影の雰囲気に戻れる、仲が良いメンバーが作った映画です」とチームワークの良さを強調。さらに「バカな男子たちが真っすぐにガムシャラに恋する姿を見て、恋をしたいなと思える映画になれば」とアピールした。