女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の18日に放送された第146話の平均視聴率が22・2%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、花野(山崎莉里那)のひと言から、そよ風扇風機の改良版が出来上がり、再度、津曲(有田哲平)や正人(中村倫也)らに試してもらった。しかし評判はまた良くなく、律(佐藤健)は考え込み風の速度の計算を再度し始めた。見守るしかない鈴愛(永野芽郁)は、正人と食事に出かけ、そこで「もう一度、やり直さないか」と正人に言われたが、鈴愛は「一番大事な人が分かった。律の前では変わらないでいられる」と返事した。そして「振られるのが怖いから、このままでいい」と律には内緒にするようにお願いした。そんな中、津曲の息子の修次郎(荒木飛羽)がシェアオフィスにやって来た。自社の倒産を隠している津曲は、自分が今、そよ風扇風機を開発していると嘘をついた、という内容だった。