シンガー・ソングライターあいみょん(23)が、10月からフジテレビ系「めざましどようび」(土曜午前6時)の新テーマソング「プレゼント」を書き下ろして歌うことが決まった。

あいみょんは1995年(平7)に兵庫・西宮生まれた。中学の頃から作詞作曲を始め、16年11月に「生きていたんだよな」でメジャーデビュー。17年2月公開のヤオ・アイニン主演映画「恋愛奇譚集」の主題歌に、書き下ろし曲「漂白」が抜てきされた。同年9月にリリースした1stフルアルバム「青春のエキサイトメント」は現在もロングセールスを記録中。

独特な感性で描かれる詞が若者層を中心に人気を集め、カルチャー誌やファッション誌にも登場して、注目度を増している。今年8月8日には5thシングル「マリーゴールド」を発売、11月からは全国ツアー「AIMYONTOUR 2018 -HONEYLADYBABY-」を開催する。

あいみょんは「プレゼント」について「この曲は世の中を俯瞰(ふかん)で見た物語です。涙は流すために、あふれるために、声にならないSOSのために幾千も前から作っておきました。胸には、強く、時には弱いガラス(恋に気づけるように、ときめいたら弾けるように、傷ついたらヒビが入るように)、そして恋するボタンを付けておきました。弱った人、参った人、そんな人へ、私からのプレゼントです」と話している。

渡辺貴チーフプロデューサーは「あいみょんの歌には、若い女性の直感的な感性で生まれた強いメッセージ性があると感じていました。社会を深くディープな目線で見つめながらも、等身大に描かれるその描写。そんなあいみょんが、今を切り取る情報番組のテーマソングを作ったらどんな曲ができるのだろうという思いで提案しました。『めざましどようび』は、週末の始まりの情報番組。一週間頑張った人たちへのちょっとした“応援ソング”のような曲ができるといいなあと思っていました。そして、出来上がったのは想像を超える普遍的なメッセージを放つ素晴らしい楽曲でした」と話している。