テレビ朝日の定例社長会見が25日、東京・六本木の同局で行われ、13年ぶりに同局に復帰し、10月から「報道ステーション」のキャスターに就任する徳永有美アナウンサー(43)について、早河洋会長兼CEO(74)がコメントした。

現在インターネットテレビ局「AbemaTV」の報道番組「けやきヒルズ」(月~土曜午後12時)でメインキャスターを務める徳永アナを「以前に比べて安定感が出てきた」と評価し、「コメンテーターと2人で番組を進行するのはそう簡単なことではなく、技術も向上した。編成、報道、アナウンス部との協議によって起用しようと至りました」と話した。

「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)の羽鳥慎一アナ、「サタデーステーション」(土曜午後8時54分)の高島彩アナなど、フリーアナウンサーの起用が続いていることについては「(自局の)アナウンサーが60人ほどいる中で、自前の陣容でメインを含め報道系を充足できないため、フリーランスの方に頼らざるを得ない状況」と説明。「経験者に助けてもらっている事情の中で、徳永さんにもお願いした」とし「親しみやすく目線を低く、『中学生でも分かるニュース』をコンセプトにやってもらう中で、彼女に出演を依頼したと聞いております」と話した。