演歌歌手、岡ゆう子(61)が25日、都内でデビュー40周年記念シングル「雪の花哀歌」発表会を開催した。

昨年10月2日に亡くなった作詞家仁井谷俊也さんの遺作詞に、岡千秋氏がメロディーをつけた記念曲で「40周年記念曲に一層、力が入っております。これから頑張る私の力になる作品になるような気がして、うれしいです」と笑顔を見せた。「これからも声の続く限り歌い続けていきたいと思っています」とさらなる活躍を誓っていた。

発表会では作詞した仁井谷さんの親族から岡への手紙が届けられたほか、作曲した岡氏も応援に駆けつけた。岡氏は「岡ゆう子さんの歌は何作か書かせていただいていますが、今回の歌が一番はまっているかなと思います」と新曲に太鼓判を押した。

岡は発表会で記念曲を情感たっぷりに歌い上げると、カップリング曲「望み川」も披露。この日誕生日を迎え「気持ち的にはまだ55歳くらい」と苦笑しながらも、「小さい頃から歌い手になることが夢でしたので、大好きな歌を40年も歌い続けてこられたことに、これまでご支援くださったたくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とかみしめるように語った。