乃木坂46の若月佑美(24)が18日、東京・天王洲銀河劇場で、主演舞台「鉄コン筋クリート」(25日まで)の初日公演前、ゲネプロ(公開通し稽古)に出席した。今月末をもってのグループからの卒業を発表しており、乃木坂46として最後の出演作品となる。

初日を迎えた心境を聞かれ「ついにこの日が来たんだという感じです。乃木坂46として最後の舞台になるので、ここに1つかけて頑張ろうと思ってやってきました。緊張しいなので、腹痛の薬を飲んでます」と明かした。親を持たずに暴力で生活費をかせぐ少年、クロを演じる。初挑戦の少年役については「(依頼をもらって)うれしかったです。女性という、もともとからの性別を超えられる日が来るとは思いませんでした」と話した。

先月1日、今月末をもっての卒業を発表していた。「この舞台が25日までなので、その後卒業まで数日しかない状態なんですけど、正直まだ実感がないんですよ」と笑った。「卒業した後もお芝居のお仕事をしたいと思っているので、こうして乃木坂46としてもギリギリまでお芝居ができたのはうれしいです。未来が見えたような感じがします」と喜んだ。

この日のゲネプロには、白石麻衣(26)ら乃木坂46のメンバー数人も観劇に訪れた。初日公演以降も、メンバーが来る予定で、現在、主演舞台「暁のヨナ~ 緋色の宿命編」が上演中の元乃木坂46生駒里奈(22)とも連絡をとったという。「生駒ちゃんとは、同じ時期だし、お互い頑張ろうねと話していて。(生駒の舞台の)休演日に観に来てくれるって言っていました。残念ながら私は休演日がないので、(応援する)気持ちを生駒ちゃんに送ります」と話した。

ダブル主演の三戸なつめ(28)らも出席した。