来年1月27日に開催される「第38回 大阪国際女子マラソン」のイメージキャラクターを、「二十世紀少年」などの人気漫画家・浦沢直樹氏(58)が描き下ろすことが分かった。

20年東京五輪のマラソン女子日本代表の座を目指し、若手や実力者がしのぎを削る国内屈指の高速レース。浦沢氏が手掛けたイメージキャラクターは、疾走感、前を見据える真っすぐな目が印象的。ニューヒロイン誕生が注目される大会をイメージさせる。

38回目を迎える大阪国際女子マラソンで、漫画家がイメージキャラクターを手掛けるのは初めて。浦沢氏は中学時代は陸上部に所属。漫画を描きながら毎日走り続けた経験から「陸上競技は孤独との戦い。漫画制作と似た面もある」と話している。

このイメージキャラクターを使った大会メインビジュアルは、12日から大阪・扇町のカンテレ本社社屋、来月上旬からは御堂筋沿道のバナーフラッグとしても登場予定。

同大会は来年1月27日にフジテレビ系で「カンテレ開局60周年特別番組 奥村組スポーツスペシャル 第38回大阪国際女子マラソン」(正午)で中継される。