女優松岡茉優(23)が14日、ABCテレビ(大阪市福島区)で、同局の人気長寿番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜午後11時17分=関西地区)の収録に、見習い秘書として参加した。

年内最後の放送となる21日分の収録に参加した松岡は、今回で2回目の見習い秘書。顧問を務めたパティシエの林裕人氏(64)、局長の西田敏行(71)に優しく見守られながら、探偵局の紹介文や視聴者からの依頼を読み上げ「センキュー」などと上機嫌で業務をこなした。隣に座る西田局長も終始、頬が緩みっぱなしだった。

普段は3本の依頼で構成される同番組だが、同回は長編2本立て。母親が違う兄弟で、互いの存在を知らずに育った2人が偶然出会い、父親にこれまでの経緯や「左山(さざん)」「右山(うざん)」と命名された兄弟2人の名前の秘密を聞き出す1本目では、涙ながらに本音を語り合う親子の姿に、涙もろい西田局長はもらい泣き寸前だった。

英語が堪能な息子に、普段から発音などをバカにされている依頼者の母親が、大好きなマライア・キャリーの名曲「恋人たちのクリスマス」を猛特訓して、息子の前でサプライズ披露する2本目では、歌唱指導に歌手のMayJ.が登場。探偵局メンバーも総出で盛り上げ、クリスマスシーズンの放送回らしい華やかな依頼内容だった。

2本とも「中身が濃かった~」と振り返った西田局長が「(同回は)良い息子デーでしたね」と感動すると松岡も「心が温まりました」と笑顔で話した。

この日、同じく収録された19年2月1日放送分も松岡が見習い秘書を務め、顧問は作曲家のキダ・タロー(88)が務めた。