秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントの久道成光(25)が、ミュージカル座2月公演「タイム・フライズ」(来年2月16日初日、東京・光が丘IMA)に出演し、ミュージカルに初挑戦することが19日、分かった。動画配信サービス「SHOWROOM」内で発表した。

同作は、平成の大学生が、学生運動真っ盛りの1968年(昭和43年)にタイムスリップして、若かりし頃の両親に出会い、共に全共闘として学生運動に巻き込まれていくという、昭和懐古的なテーマのミュージカル。昭和の団塊世代の若者たちと、閉塞(へいそく)感のただ中にいる平成の若者を対比させ、ジェネレーション・ギャップを描いたオリジナル作品。鉄骨3階建ての、回転するセットが特長の舞台だ。久道は昭和時代の学生を演じる。

出演が決まり、久道は「これまでも、劇団4ドル50セントの舞台で歌って踊ることはありましたが、物語の流れのままで歌うミュージカルは初めてなので、より気合を入れてやっていきたいです」と意気込んだ。ジャッキー・チェンの大ファンで、連続バック転35回の記録を持つ肉体派。「できればアクロバットもどこかに盛り込んで、アピールしていきたいです。ジャッキーパワーで頑張ります!」と意気込んだ。