16日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「家売るオンナの逆襲」(水曜午後10時)第2話の視聴率が12・9%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話も12・7%と好発進だった。

同作は16年放送「家売るオンナ」の続編。前作はシリーズ平均視聴率11・5%を記録した人気作。「私に売れない家はありません」と豪語する北川景子演じる三軒家万智が、客の個人的な問題に容赦なく関わり、型破りな手段で家を売りまくるが、その働き方、生き方に周りの人間も影響を受けて感化されていく。

三軒家と結婚した屋代大(仲村トオル)、テーコー不動産新宿営業所メンバーには足立聡(千葉雄大)、庭野聖司(工藤阿須加)、宅間剛太(本多力)らに加え、宅間と離婚した白洲美加(イモトアヤコ)、BARちちんぷいぷいのママ球城こころ(臼田あさ美)などおなじみのメンバーが出演する。また、三軒家のライバル留守堂謙治役を松田翔太が演じる。

第2話は、気まぐれな高齢者神子巴(泉ピン子)に振り回される庭野は、残業で終電を逃し、人生初のネットカフェで1夜を過ごす。

一方、仕事に燃える万智から家に帰れないと言われ、ちちんぷいぷいを訪れた屋代は、足立と来店していた留守堂に遭遇する。そこでは、万智が会社で歌っていた鼻歌が話題となる。

翌日、庭野の内見にダメ出しをする神子の前に万智が現れ、「私が家を売ります」と宣言する。美人の万智が気に入らない神子の酒に付き合わされた庭野は、再び終電を逃す。

再度ネットカフェを訪れた庭野の前に、万智が登場する。なぜか、カップル用の個室に泊まるように指示される。「402号室だ。GO!!」万智節がさく裂する。

狭い個室で万智と2人。緊張から鼻血を出す庭野がシャワールームに向かうと、常連客風の神子と鉢合わせる。さらに、30連泊中という留守堂も現れる。庭野は留守堂独自の“家”哲学を聞く。その話を聞いていた神子は、留守堂の部屋をノックし「あんた、いいこというじゃないの」。

孤独死を理由に部屋を借りられなかった神子は、寂しい胸の内を涙ながらに吐露する。だが、部屋に戻った庭野に「庭野、優しさだけでは家は売れない」。万智はそう宣言する。

神子が宿泊するネットカフェをポケットマネーで買ったと宣言し、留守堂と逆の論理で「甘ったれだ」だと突きつける万智。その論理に反論する神子に「ネットカフェのオーナー兼住民になれ」とまさかの方法で家を売る。

万智に「ある状況になると鼻血が出る」ことを相談する足立。そのころ、ちちんぷいぷいでは留守堂が万智の過去を語る、という内容だった。