12日に心不全のために亡くなった女優市原悦子さん(享年82)の通夜が17日、東京・青山葬儀所で営まれた。布川敏和(53)が取材に応じた。

94年フジ系ドラマ「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」で初共演。「おばさんデカ」シリーズで共演が続いた。「29歳の時にご一緒させていただいてから、役者として、人間として、たくさん学ばせていただきました」。市原さんについて「普段はとても優しいですが、現場にいらっしゃるとピリッとした空気がありました。ご主人の話は現場では一切話してないです」とプロ意識の高さに触れた。

プライベートでは親交がなかったが、1番の思い出を聞かれると、涙ぐみながら「アドリブされて、一生懸命返しました。常に緊張感がありました」と明かした。