お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多華丸(48)と富田靖子(49)が18日、東京・新宿バルト9で、ダブル主演した映画「めんたいぴりり」(江口カン監督)の初日舞台あいさつに出席した。

日本で初めてめんたいこを作った男と言われる「ふくや」創業者の川原俊夫氏の生涯を基にした物語で、13年にテレビ西日本で帯ドラマとして制作された。15年には続編のスペシャルドラマ「めんたいぴりり2」が放送されるなど、好評を博したドラマの劇場版が全国公開された。

華丸は登壇すると「足掛け6年、初めて甲子園に出た高校球児の気持ちです。大阪桐蔭が『マスカレード・ホテル』だと思っています」と同日公開のライバル映画を引き合いに「6年やってきたチームワークがあるので、一丸になれば1点か2点は取れるのでは」と続けて笑った。

11日に福岡で先行上映され、全国公開を迎えた。福岡出身の富田は「関門海峡を渡ってきました。全国で60館もやるんだと感激しています」と笑顔を見せた。

福岡の先行上映では、5日間で動員数が1万人を超えた。この報告に華丸は「めんたいことともに地元で根付いている。『稀勢の里』『金足(農業)』『めんたいぴりり』ってところですね」と調子よく語ると、相方の博多大吉(48)は「何のことです?」とツッコミ。華丸は「地元で愛されているということです」と満足そうに胸を張り、笑いを誘った。

華丸と富田は夫婦を演じた。2人の息子を演じた山時聡真(13)増永成遥(10)からサプライズで感謝の手紙が朗読されると、富田は「こんなにいい息子に育ってうれしかです!」と満面の笑みを浮かべた。

共演の豊嶋花(11)でんでん(68)バッドボーイズ佐田正樹(40)や江口監督も出席した。