第61回ブルーリボン賞の各賞を20日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が発表した。舘ひろし(68)は「終わった人」(中田秀夫監督)で主演男優賞を受賞。石原裕次郎さん、渡哲也も受賞したブルーリボン賞に名を刻んだ。授賞式は2月6日に、東京・霞が関のイイノホールで行われる。

助演女優賞の松岡茉優(23)は「『万引き家族』の現場では、台本まで変えてしまう(樹木)希林さんの存在と、同じ演じる立場として絶望するくらいすごい(安藤)サクラさんのうまさに圧倒されました」と振り返った。JK風俗店で働く役柄は「実際にお店を見学して、ドライで意外に前向きな彼女たちの生き方が参考になりました」。

今後は「バラエティーにも挑戦を続け『雑食の人』でいたい。子役からやっているので制服姿にこだわりがあります。ぎりぎりですけど、高校生役で主演賞を狙いたい」という。