女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の23日に放送された第94話の平均視聴率が22・5%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、ラーメンを家で簡単に食べられない事に気づいた萬平(長谷川博己)は手軽に作れないかと考えた。そこですぐさま屋台のラーメン屋に行き、作り方などいろいろと店主に聞いたりした。そこでコツを聞いたが一朝一夕で作れるものではないことを知った。福子は、家で簡単に作れるラーメンを作り始めたことを鈴(松坂慶子)や克子(松下奈緒)らに話したが、「家をラーメン屋にするの」と反応はイマイチだった。世良(桐谷健太)に話しても「需要と供給や」と相手にしなかった、という内容だった。