乃木坂46高山一実(25)のデビュー小説「トラペジウム」(KADOKAWA)が、2万6000部の重版が決まり、累計発行部数が20万部を突破したことが21日、分かった。発売から3カ月足らずで、大台に到達した。

同作は昨年11月に発売。初版2万部からスタートした後、品切れと重版を繰り返した。今回で6回目の重版となり、ついに20万部を突破したという。KADOKAWAによれば、文芸書で20万部クラスとは近年では村上春樹氏や東野圭吾氏ら限られた超人気作家のほかには、映像化作品など、ごく一部の話題作しかたどり着くことのない部数だという。

「トラペジウム」は、高山が雑誌「ダ・ヴィンチ」に16年5月号から昨年9月号まで連載した、アイドルを目指す少女の10年間を描いた青春小説。単行本化にあたり、大幅に加筆修正した。