女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の18日に放送された第140話の平均視聴率が21・6%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、萬平(長谷川博己)や源(西村元貴)らは、まんぷくヌードルにフリーズドライ製法で作った具を入れようといろいろな食材を試し、研究室で試したネギやスクランブルエッグの採用がまず決まった。さらに味の深みを加えるものとして肉を萬平が提案し作ることになった。神部(瀬戸康史)もエビを提案し試すことになった。萬平と福子は、さっそく家の台所でいろいろな食材を集め、味付けした肉を作り始めた、という内容だった。