乃木坂46高山一実(26)が18日、都内で、初小説「トラペジウム」の20万部突破記念イベントに出席した。

この日、大きな夢を語った。同作が映像化されるとしたらの仮定で、「主役はアイドルを夢見る子なので、そんな子は全国にたくさんいると思うんです。だからオーディションで主役を決めて、その子を乃木坂のメンバーにしたいんです。それはずっと考えています」と笑顔で話した。

文芸書での20万部は、村上春樹氏、東野圭吾氏らごく一部の限られた作家の部数だが、それをわずか3カ月足らずで達成した。賞も夢ではないが、「賞なんておこがましくて」と笑った。「日本語のプロの方がたくさんいらっしゃる中に『トラペジウム』がひっそりおいてあるだけでうれしいです」と話した。

また、続編を書く可能性は「3%かな」と笑った。「主人公ではなく、周りの子の物語を書く可能性が3%です」と示唆した。

「1冊書き終えただけで達成感があって、それが多くの人が手にしてくれているのは本当にうれしいです。つい、レビューコメントを見てしまいます」とほほ笑んだ。

この日は、同書の初会見となった。集まった取材陣に「今日が本当に印象深いです。発売日には会見がなかったので。取材の方が来てくれることのありがたさをあらためてかみしめました」と愛くるしい笑顔で語ると、取材陣から自然とほほ笑みが漏れていた。