日本テレビ系「全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)」が今年も開催され、乃木坂46が昨年に続き番組初となる4年連続のメインサポーターを務めることが15日、分かった。

全国予選は地区大会方式から、スマホとWi-Fiで参加できる「全国どこでもスマホ一斉予選」(7月26日)に変更される。秋元真夏(25)は「高校生の誰でも参加できて、みんなが奇跡を信じて頑張れる感じになったのがすごくうれしい」。総合司会は9年連続で桝太一アナ(37)が務め、乃木坂の特別ライブも生配信される。

エントリー開始は5月6日で、東京での決勝大会の日時、他の出演者などは今後決定する。

テーマは昨年に続き「地頭力」。知識や暗記力以上に発想力や想像力が試される。大園桃子(19)は「地頭力あります」と即答。「勉強して頭がいいとかじゃなくて、私には生きるすべがある」というと、秋元から「期待しちゃいますよね。忘れないからね」とツッコミ。大園は「怖いよ~」と言いつつ「高1の6月に電卓検定1級を受けたんですけど、普通は3級を受けるんですけど、4月から2カ月で合格しました」とアピールした。

年の近い世代がクイズにかける情熱に、メンバーも刺激を受けている。齋藤飛鳥(20)は「3人1組の関係性が垣間見えて、貴重なものを見せてもらっている。失敗しちゃう人がいても、あとの2人が必死にフォローしたり、傷つかないようにしているのを見ると『人間っていいな』って、ほっこりした気持ちになる」と、見どころを語った。

◆全国高等学校クイズ選手権 名物番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」に参加できない高校生を対象に1983年(昭58)にスタート。今年で39回目で、2回開催の年もあった。初代司会者は「青春まっただ中、燃えているか!」と呼びかけた福留功男アナ。その後「ファイヤー!」福沢朗アナ、「パワー!」ラルフ鈴木アナに代わり、現在は「ビクトリー!」桝太一アナ。昨年大会の出場資格は同一高校または高専に通う3人1組で、定時制、通信制高校は年齢上限なし。