7月6日から同31日まで東京・日本橋浜町の明治座で「中村雅俊 45th アニバーサリー公演(第1部は芝居「勝小吉伝~あぁわが人生最良の今日~」、第2部は中村雅俊LIVE)を上演している俳優で歌手の中村雅俊(68)が15日、同所で「Masatoshi Nakamura 45th Anniversary 明治座 Special Live」と銘打った1日限りのスペシャルライブを開いた。

この日は、芝居&LIVEの通常の公演とは異なり、特別編成による1日限りのライブで、スペシャルゲストとしてシンガー・ソングライター小椋佳(75)とフォークシンガー松山千春(63)が出演。

そんなスペシャルライブの会場は、約1400人の熱烈なファンで満席。大ヒット曲から「心の色」と「恋人も濡れる街角」を歌ってオープニングの幕を開け、「この明治座で、7月いっぱい舞台をやっていますが、今日一日だけ特別な日、歌の日だけになりました。一緒に楽しい時間を過ごしましょう」とあいさつ。続いて「過ぎた日にそっと花を」「小さな祈り」「海を抱きしめて」、メドレーで「いつか街で会ったなら」「俺たちの旅」「ただお前がいい」、デビュー曲「ふれあい」、最新シングル「だろう!!」など、メドレー&アンコールを含めて全24曲を熱唱した。

途中、ゲストの松山千春と「大空と大地の中で」、小椋佳と「少しは私に愛を下さい」を、それぞれデュエット。また、松山は「恋」、小椋は「愛燦燦」をソロで歌唱した。

松山は「中村雅俊さんはオレが尊敬している先輩でして、これからも雅俊さんを愛してください」、小椋は「中村雅俊さんは、年齢とは関係なく、いくつになっても青春という言葉をまとっていますよね」と絶賛した。